女性税理士 徒然日記

今年最初の独り言

新年あけましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になりました。おかげさまで当事務所の所員一同、新年を迎えることができました。心から感謝いたします。

昨年からの株価の下落、雇用問題の悪化など明るい話題には程遠い一年の幕開けになってしまいました。年末年始のテレビには、日比谷公園での非正規労働者が職と住を一度に失い路頭に迷う姿ばかりが映し出されています。その反面では海外旅行者が前年比には及ばないながらも、毎日多くの人々が日本を脱出し素敵なバカンスを過ごしているのも現状です。
同じ人間、同じ日本人でありながらこうも格差があってもいいのでしょうか。
ひとり、ひとりが自分は平均的であると思いたい日本人が、この格差です。

今朝のニュースでは札幌で自己負担ゼロの歯医者さんの話題が取り上げられていました。医院に隣接している同院長が代表を兼ねているNPO法人との協力で弱者救済を目的として行っているとのこと。そしてそれに対して札幌の医師会では報酬の引き下げやダンピングになるので、その行為はいかがなものかと疑義の声。詳細が解からないので一概にその歯医者さんの行為だけを褒めちぎるわけにはいかないでしょうが、本当に弱い人たちのためになる行為であるのなら、みんなでそのような行為を応援する世の中であって欲しいと思います。自分が隣の人よりちょっとだけ幸せなら、そのちょっとだけを誰かに分け与えたら、きっとこんな格差は生まれていなかったことと思います。自分だけが良いのではなく、自分を取り巻く他人の生活にちょっとだけ目を向けられる、そんな人が一人でも増えていけばきっとこんな格差はなくなっていくのではないでしょうか。自分の生活をも含めて身近なことから見直していきたいです。
今年は、100年に一度の大不況の年と言われています。だからこそ本当に困っている人、本当に苦しんでいる人が少しでも暖かく豊かに暮らせるにはどうしたらいいか、何かを変えるのか、何かをするのかを、私たち一人一人が真剣に考えなくてはいけない年なのでしょうね。

当事務所でも、少しでも多くの人の心の支えとなれるよう、そして少しでもお役にたてるよう、所員ひとりひとりが一生懸命に勉強し、そして一生懸命皆様に対応していくこと、これを心がけたいと考えております。
どうぞ小さなことでも、簡単なことでも何でもお気軽に声をかけてください。そのひとつひとつの声が私たちを育ててくれてくれます。本年もよろしくお願いいたします。

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